【4月のお花】コデマリ ユキヤナギ 違いとおすすめの活け方
新生活を迎える方も多い4月。進学や就職、引っ越しなどでがらりと環境が変わって気疲れする毎日…
そんな時お部屋にお花があるだけでなんだか疲れた心と体がほっこり癒やされますよ。
今回はリフレッシュ効果も高いと言われる白いお花を2つ紹介します!
1,コデマリ
春にぴったりの白くて丸いコデマリ
ひとつひとつのお花は小さいけれど、その小さな花が集まって手毬のような丸い形を作るコデマリ。細い枝や葉っぱが見えなくなるぐらいたくさんの手毬がポンポンと咲き誇り、枝が弓なりにしなる様子も魅力の一つです。
早ければ1月頃からお花屋さんに出回りますが、清楚で華やかな白い小花は卒業や入学のイメージにぴったり!4月に人気のお花です。
和風にも洋風にも
コデマリはかわいらしく柔らかい色のインテリアになじむイメージですが、ギザギザした葉に優雅で上品な花を咲かせる様子は和のテイストにもぴったり。江戸時代から日本で親しまれていたというコデマリ。あえて和風の花瓶で生けてみるのもステキです。
コデマリ・ユキヤナギにおすすめのonajimi花瓶
花がたくさんついているので意外と重さのあるコデマリ。大きく枝ごと活けるなら、口がすぼまっていて安定感のある「お壺さん」がおすすめです。
小さい小枝を活けるなら、「しずく壺」がバランスもとりやすいです。クリアタイプの花瓶なので緑と白のコデマリをナチュラルに魅せてくれます。
2,ユキヤナギ
コデマリとユキヤナギの違い
コデマリに似ている花としてよく挙げられるユキヤナギ。どちらも白い小花がかわいい春の定番枝ものですが、名前がそれぞれの特徴をうまく表現しています。
小さい毬がいくつも並んでいるように花をつけるコデマリに対し、まるで柳に雪がつもったように見えるユキヤナギ。花が枝全体を埋め尽くして咲き、流れるように描く曲線が魅力的です。
小さな花と枝の動きを生かして
花瓶からまっすぐ伸びるお花とは違いカーブを描くように飾ることができる枝もの。その中でもユキヤナギは特に躍動感を演出してくれます。
春のお花ですが、夏は新緑、秋は紅葉したものがそれぞれ流通しているので、玄関やリビングの顔として、一年を通して同じ場所にユキヤナギを飾るのもステキですね。季節を感じさせてくれるインテリアになりますよ。
ユキヤナギにおすすめのonajimi花瓶
上品さもかわいさも兼ね備えたユキヤナギには、和室にも洋室にもなじむドロップ型の花瓶がおすすめ。「なみだ壺」や「紬実‐つぐみ‐」なら、お花の時期だけでなく新緑や紅葉のユキヤナギとも相性抜群です。口も窄まっているので、初心者の方でも動きのあるユキヤナギを収まりよく生けることができます。
和風の花瓶にチャレンジしてみたい方は美濃焼の花瓶シリーズがおすすめです。
今の時期こそお花を飾ってみてはいかがでしょうか?
お花には疲労や緊張、不安を和らげる効果があると言われています。疲れた時は好きなお花をお部屋に飾って心休まる時間を過ごしてください。
皆さまに素敵な新生活がおとずれますように。