花束(ブーケ)を長持ちさせる手入れのコツ&花束のサイズ別花瓶選び
贈り物の定番である花束。色鮮やかな花束をもらうと、なんだか心が弾みますよね。
「大切な人からもらった花束を、ずっと美しく飾っておきたい」
「ブーケを長持ちさせるためにはどのようにすればいいのかな?」
onajimiには、こういったお声がよく届きます。
そこで今回は、花束を長持ちさせるお手入れのコツや、花束をより美しく見せる、おすすめの花瓶についてまとめます。
花束を長持ちさせる手入れ方法5つ
いただいてきた花束はどうやって飾れば長持ちするのでしょうか?いつもなんとなく、花瓶に入れて飾っているとは思いますが、具体的な方法をお伝えします。
①茎を切り戻す
包装紙や保水ペーパー、ゼリーを外したら
茎を1cmくらいでいいので斜めに切り戻してお水につけましょう。
束ねてある輪ゴムは見えない方が綺麗なので、輪ゴムは外して入れてみましょう。
輪ゴムでなく、紐の場合はそのまま付けたままでも見栄えがよいです。
②花束に合った花瓶に入れる
花瓶の高さに対して花束が2倍の高さになるように生けると基本的にバランスがよくなります。ボリュームの少ないものは細め、ボリュームのあるものは、口が広い花瓶を選んで生けてみてください。お水の量は、花の種類によりますが、基本的には花瓶の半分ほどを目安にするとよいでしょう。
③延命剤を入れる
夏場は特にお水にバクテリアが繁殖しやすく切り花は早く終わってしまいます。
市販の切り花延命剤剤を1滴入れると花束を長く楽しむことができます。
延命剤は、バクテリアの繁殖を抑える殺菌剤と栄養となる糖分でできていますので、家に延命剤がなくても、キッチンハイター1滴と砂糖1さじ入れると延命剤の代わりになります。
④涼しい場所で管理する
気温が高いと切り花が早く痛みやすいので、玄関などの涼しい場所や、直射日光が当たらない場所で管理することが望ましいです。
⑤水を頻繁に換える
夏場は3日に1回、冬場は5日に1回以上お水を替えるようにすると、お水が清潔に保たれます。
花束のサイズ別 おススメの花瓶選び
そのままでもきれいな花束ですが、サイズに合わせた花瓶を選ぶことで、より美しく飾ることができます。
ブーケのボリューム別に、どのような花瓶が良いのか、花瓶・花器屋さんの視点から紹介します。
1000円前後のミニブーケ
1000円くらいのミニブーケは、手のひらにおさまるサイズ感。ちょっとした贈り物としていただく方も多いでしょう。お花屋さんの店頭で既製品として売られていることも多く、お部屋の中に花を取り入れたいときに気軽に買えるサイズです。
1000円前後のミニブーケの場合、2~3本のお花とグリーンなどを組み合わせたものが多いかと思います。
お花の本数が少ないので、花瓶は口が狭いタイプがおすすめ。お花が倒れることなく、きれいに飾ることができますよ。また、茎が短いタイプのミニブーケには、卓上サイズの花瓶が良いでしょう。机や棚の上にちょこんと飾ってあげるのも可愛いですね。
3000円前後の片手サイズのブーケ
3000円前後の花束の場合、お花の種類にもよりますが、ある程度ボリューム感のあるものが出来上がります。卒業式や送別会で送る花束などは、これくらいの金額のものが多いです。
花瓶を選ぶときのポイントは、口が狭すぎ図、太すぎないものを選ぶこと。花瓶にお花を入れて、口部分に少し余裕ができ、入れた時にお花が倒れないものがおすすめです。
特に汎用性が高いのは、口径5㎝ほどのシンプルな花瓶。ひとつ持っていると、さまざまな花束を飾るのに使えますよ。
5000円前後の両手サイズのブーケ
5000円前後の花束になると、パッと見るだけで、華やかだと感じられます。
パーティーや記念日などでプレゼントしたり、お子さんの習い事で贈ったりすることが多いでしょう。
大きなサイズのブーケを飾る場合は、口の部分が大きく開いているものがおすすめです。まとめてバサッと入れることができるので、毎日のお水替えも楽々。
ボリュームのある花束の場合は花瓶の安定性も重視しましょう。底部が平らで大きいものだと、置いたときにバランスを崩すことがなく、安心です。
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10000円の大きな豪華ブーケ
10000円のブーケは、ボリューム満点でとても華やかです。あまりもらう機会はないかもしれませんが、憧れますよね。
そんな豪華なブーケを飾るなら、床置きサイズの大型花瓶がおすすめ。お花をしっかり支えられるように、重心が下にあるものが良いでしょう。
例えば、円柱型の花瓶は安定感も抜群で、大きいブーケには最適です。また、茎が長いお花の場合は、高さも十分にあるものを選びましょう。
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まとめ
これから夏を迎えて、花束をプレゼントする方も増えていくのではないかと思います。
花束を頂いたけれど、合いそうな花瓶がないという時には、ぜひ今回紹介したポイントをおさえて、花瓶選びをしてみてください。
また、これから花束を贈る予定のある方は、ぜひ花瓶も一緒に贈ってみてはいかがでしょうか?
onajimiでは、みなさまの生活になじむ、多種多様な花瓶を販売しておりますので、ご覧いただけたら嬉しいです。