おすすめ花瓶22選|ミニブーケ〜大きい花束まで!花束に最適な花瓶のサイズ&形をご紹介
今回は初心者の方でも安心して飾れる「もらった花束をそのままおしゃれに飾れる花瓶」を紹介していきたいと思います。
花束にぴったりな花瓶の選び方
もらってきた花束をそのまま飾ることを想定すると、下の3つの形の花瓶が使いやすいです。
花束が飾りやすい3つの形
1.砂時計型花瓶(広い底とくびれがポイント)
2.筒型花瓶と角型花瓶(無造作に挿してもおしゃれにきまる)
3.中が見えにくい花瓶(茎や結束部分を隠してくれる)
ではそれぞれについて解説していきます。
1.砂時計型花瓶(広い底とくびれがポイント)
花束は、ボリュームのあるお花の部分・キュッと束ねられた部分・そして茎が末広がりに広がっている部分、とまさに砂時計のようなかたちをしているので、それに合わせて砂時計型の花瓶を選ぶと、花留まりもよく安定して飾ることができます。
ボリュームが頭にある分、倒れないような安定感も必要なので、底面にたっぷりの水を入れて広い面積でどっしり構えてくれるこの形はまさに理想です。
本当の砂時計ほどくびれてしまっていては、どんなに口径が広くても一輪挿しになってしまいますが、束ねた茎が通れるほどのくびれであれば、そのままサッと挿すだけでサマになります。
おすすめの砂時計型花瓶
〈キュッとくびれ小瓶〉ミニブーケにおすすめ!
底はどっしり、口はラッパのように開いており、くびれ部分の口径も4.5cmと花束にはまさに理想の形。小さめの花束であれば十分そのまま飾れます。
〈こしたかさん〉中~大サイズにおすすめ!
こちらも花束を飾るのには理想的な形。キュッとくびれ小瓶よりは大き目の花束にも対応できるサイズです。
2.円柱花瓶と角柱花瓶(無造作に挿してもおしゃれにきまる)
花束を花瓶の口に寄り掛かるように、ポンといれるだけで絵になるのがこのタイプ。
上から下までほとんど口径が変わらず、水替えや花瓶のお手入れも楽チン。花束が枯れてしまったあとにも、使いまわしのきく形です。
形がシンプルなだけに高さや太さ、色や模様、質感などのバリエーションも多く、お気に入りの1つがきっと見つかります。
安定感も抜群でお好きな場所に安心して飾ることができます。
おすすめの円柱花瓶と角柱花瓶
〈つつさん〉ミニブーケ~中サイズにおすすめ!
名前の通りそのまま筒形の花瓶で、一つは持っておきたい王道の花瓶。
〈六花さん〉ミニブーケ~大サイズにおすすめ!
六角柱の六花さん。3サイズ展開で花束のサイズに合わせてお選びいただけます。
〈深海さん〉ミニブーケ~大サイズにおすすめ!
横長の角柱型花瓶。四角ではありますが、丸みを帯びており口元もゆるやかなカーブでやわらかい印象の花瓶です。
〈山脈さん〉中~大サイズにおすすめ!
スタイリッシュさも兼ね備えた花瓶。大人っぽい花束をもらったらこの花瓶がおすすめ。
〈ながしかくさん〉ミニブーケ~大サイズにおすすめ!
すらっと背の高い花束にもおすすめのながしかくさん。茎を角に固定できたり、部屋の隅にぴったりつけたり、四角であることの強みを活かせる花瓶です。
3.中が見えにくい花瓶(茎や結束部分を隠してくれる)
「もらった花束の輪ゴムや紐をはずして、美しく束ねられた花のバランスが崩れてしまうのは嫌だけど、見た目が気になる。」という方はそのままでも中が見えない(見えにくい)花瓶を選んでみるのも一つの方法です。
陶器製のものや、ガラスでもすりガラスになっていたり、色や模様が入っているものを選べば、中がぼんやりとして、結束部分が気になりません。デザインとしても個性があるものは、お花がないときにもそのまま飾っておいてもインテリアとして楽しめますよ。
おすすめの中が見えにくい花瓶
〈ダイヤベース〉中~大サイズにおすすめ!
切り子ガラスのようなダイヤ柄のガラスで中の茎や結束部分が見えない上に花束をより華やかに魅せてくれる効果も!
〈ガラスのバスケット〉 ミニブーケ~中サイズにおすすめ!
少し色のついたガラスと表面に施された凸凹のある模様で中はしっかり隠れます。まるでバスケットから花束が出ているようで花束をかわいく飾っていただけます。
〈ゆらぎさん〉ミニブーケ~中サイズにおすすめ!
波打つような模様のゆらぎさん。水をいれると中もゆらめいて見え、茎の部分をステキに隠してくれる花瓶です。
〈チェリーライン〉ミニブーケ~中サイズにおすすめ!
陶器製で中が見えない花瓶です。花束を一番よくもらう春のお花にぴったりの色合いと温かさをもった花瓶です。
花瓶のサイズで選ぶ
お花を長持ちさせるためにも、できるだけ茎の部分がしっかり水に浸かるようサイズの合った花瓶を用意しましょう。
大きな花束であれば50cmを超えるものもありますが、結婚や退職のお祝いでいただく花束は高さ25cm~30cmのものが多いでしょう。
見た目のバランスで言えば、「お花の高さ:花瓶の高さ」の理想は、「5:3」や「1:1」が良いといわれています。もちろんアレンジ方法によって黄金比は変わってくると思いますが、初心者の方はこのバランスを意識して花瓶を選んでみましょう。
30cmぐらいの花束であれば15~20cm、25cmぐらいの花束であれば10~15cmの花瓶を選べばOKということになります。
ただ、お花の場合、茎が長い場合は切って調節ができるので、高さ10~15cmの花瓶を持っていれば万能と言えるのではないでしょうか?
また、口径も花束の大きさに合わせて5㎝~10cm程度が理想です。
大きく開きすぎているとどんな花束も入りますが、飾る時にバランスをとるのが少し難しくなってきます。
これらの点を踏まえて、花束のサイズ別におすすめの花瓶を紹介していきます。
大きい花束(30cmくらい)におすすめの花瓶
高さ15~20cm・口径7~10cmぐらいの花瓶がぴったりです。
〈どすんさんM〉大きい花束(30cmくらい)におすすめ!
花瓶のサイズ: 高さ22.5cm×口径7cm
とうめい・ミントグリーン・ブラウンの3色展開。どの色もクリアタイプで、ビビットカラーの花束にもくすみカラーの花束にもよく合います。
〈ながしかくさんS〉大きい花束(30cmくらい)におすすめ!
花瓶のサイズ:高さ20cm×口径9.5cm
省スペースで大き目の花束も入る優れもの。底の角に茎を口元の角に花の下の部分を立てかければ安定よく飾れます。
〈六花さんS〉大きい花束(30cmくらい)におすすめ!
花瓶のサイズ:高さ20.5cm×口径7cm
いつもの切り花と違って特別感や高級感のある花束には上品な六花さんがぴったりです。
〈二段さんM〉
大きい花束(30cmくらい)におすすめ!
花瓶のサイズ:高さ18cm×口径9.5cm
床置きも安心してできる安定感。花束を入れると少し細くなっている口元がまるで花束を束ねてくれているような印象に。
〈山脈さんM〉大きい花束(30cmくらい)におすすめ!
花瓶のサイズ:高さ20cm×口径12cm
長い部分の口径は12cmと大き目に感じますが、縦が短く細長い形なので、程よい口の大きさで花束が飾りやすい形です。
中サイズ(20cmくらい)の花束におすすめの花瓶
高さ10~15cm・口径5~8cmぐらいの花瓶がぴったりです。
〈とってさんS〉中サイズ(20cmくらい)におすすめ!
花瓶のサイズ:高さ11cm×口径7.5cm
インテリアとしてもかわいいとってさん。お花がない時にもそのままリビングに置いてあってもかわいい花瓶です。
〈電球さん〉中サイズ(20cmくらい)におすすめ!
花瓶のサイズ:高さ15.5cm×口径7㎝
口元にまかれた紐が最近人気のナチュラル系の花束と好相性です。
2~3本の花束におすすめの花瓶
花束と聞くとどうしても、両手で抱えるようなボリュームたっぷりのお花を思い浮かべてしまいますが、ミニブーケやガーベラなどの大ぶりのお花が2~3本束ねられたものも立派な花束です。
このタイプはピアノの発表会や卒業式の記念品としていただいたり、誕生日などのプレゼントと一緒にいただいたり、大きなものより手にする機会の多い花束ではないでしょうか?
そして、大ぶりの花束のようなゴージャスな感じはないけれど、小さい花束は大ぶりのお花や発色の良い色のお花を使っていることも多く、かわいさや華やかさも負けていません。
500円~1000円ぐらいで購入できる小さな花束は、自分へのご褒美として毎月買ったり、花瓶をプレゼントする時に一緒に贈っても良いですね!
それではそんな小さな花束におすすめの花瓶を紹介していきます。
少ない本数の花束におすすめの花瓶
〈ふちひらさん〉少ない本数の花束におすすめ!
ひらひらした口元がなんとも言えずかわいい花瓶。色もおしゃれでシンプルな花束におすすめです。
〈こなゆきさん〉少ない本数の花束におすすめ!
主張しすぎない上品な花瓶。淡い色のミニブーケを飾ってほしい花瓶です。
〈姫ザクロさん〉少ない本数の花束におすすめ!
曲線美と抜群のスタイルの兼ね備えた花瓶。大ぶりのお花との相性も良いです。
〈二層のつぼみさん〉少ない本数の花束におすすめ!
少ない本数のお花が美しく映えるよう計算されたデザイン。中のガラスもとうめいの他に三色あり、ピンクならピンク、ブルーならブルーと同系色の花束を飾ってほしい花瓶です。
花束をもらったら、まずすることは?
記念日や人生の特別な瞬間・節目に贈られる花束。
一生のうちでそう何度ももらうものではない特別なもの。
あのきれいなリボンと包装がまたなんとも言えずステキで、見ているだけでうれしくなる花束ですが、残念ながらいつまでもそのままにしているわけにはいきません。
花束はそのままの状態では長く持って1日です。少しでも早くステキな花瓶に入れて長持ちさせてあげたいですね!
水切り
おうちに帰ったらすぐラッピングをほどいて、茎を1~2センチ切り落としましょう。一度空気に触れてしまっている切り口は乾燥しているため、そのまま水につけても、うまく水を吸い上げなかったり、先っぽまで水が行き届かなかったりします。
花束を束ねているゴムやひもを外す
ラッピングをほどくと花束は輪ゴムや麻紐などで束ねられていますが、これってこのまま花瓶にいれていいの?と聞かれることがありますが、実際はどうなのでしょう?
お花のプロであるお花屋さんがきれいに見えるバランスで束ねてくれたもの。その美しさをそのまま楽しみたいという方はそのまま飾っても問題ありません。
ただ、お花のことだけを思うと、輪ゴムでぎゅっときつく縛られている部分は蒸れて傷みやすくなります。特に柔らかい茎の植物は傷みやすく、水を濁らせてしまう原因にも。
麻紐や自然素材の紐で結ばれている場合はそこまで気にしなくても良いのですが、束ねている部分が普通の輪ゴムの場合は、植物のためにも見栄えの点からも、輪ゴムを外すか、外すことでバランスが崩れるのが心配な場合は、植物に優しい紐で巻いてから輪ゴムを外してあげるのが理想です。
最初のうちは花束の形をそのまま楽しんで、数日たったらばらしてあげるというのもおすすめです!
まとめ
今回は「花束を飾る」をテーマに、飾りやすい形やサイズからおすすめの花瓶を紹介してみました。
昔は花束と言えば、色とりどりで華やかなイメージでしたが、最近はくすんだカラーの花束や、ドライフラワーの花束、グリーン一色で統一された花束など個性的でおしゃれな花束も増えてきています。
そんな花束は、もらった後も花瓶にさっと無造作に挿すだけで空間もおしゃれになり、インテリアにこだわる方には男女問わず喜ばれる贈り物になってきています。
誰かの人生の節目や大きなお祝いだけでなく、誕生日やちょっとした手土産、お礼の品に、花束と花瓶を贈ってみるのもステキです。
花のある暮らしはきっといつもの毎日が少し彩りのあるものに。少し疲れているなと思ったら、自分へのプレゼントにもいかがですか?