多くの地域で梅雨入りを迎え、続く雨とジメジメした空気に気分も憂鬱になる6月。
お部屋を爽やかに彩ってくれるお花を飾ってどんよりする気持ちを吹き飛ばしませんか?
今回はそんな季節に飾りたい6月が旬のお花を紹介します。
6月を爽やかに彩るお花3選
1,アジサイ
雨に映えるアジサイ
梅雨の花と言えばアジサイ!この時期はお店だけでなく公園や舗道でも見かけることができます。土の成分やその吸収の仕方で色が変わるという不思議なアジサイは、同じ場所でも同じ花でも濃淡の違いやグラデーションを楽しめることも。雨に濡れた青や紫のアジサイは本当に美しく、この季節だけのコラボレーションだと思うと鬱陶しい梅雨にも感謝したい気持ちになりませんか?
水揚げをして長く楽しむ
比較的日持ちの良い花ですが、事前に水揚げを行っておくとよいでしょう。茎を斜めにカットし、中の白い綿を掻き出したら、茎の先を縦に割って水につけておきます。また大きな葉から水分がたくさん抜けるので見栄えのために2、3枚残したら、余分な葉は取り除きましょう。ドライフラワーにも向いているので、枯れる前にドライにするとより長く楽しめます。
アジサイにおすすめのonajimi花瓶
庭先からカットしてきたアジサイを飾る人も多く、茎の長さに合わせていろんな生け方が楽しめます。コロンと丸いフォルムを生かして、「平さんのまる」や「まんまるさん」のような丸い形の花器に生けるとバランスよくかわいい印象になります。初めは長めの茎で楽しみ、徐々に短くしていけば、飾り方に変化もつけられますし、花持ちの観点からも◎です。
白色の花瓶や鉢×アジサイの鮮やかな色を引き立てます
2,スモークツリー
人気のシンボルツリー
その名の通りもくもくと煙のようなスモークツリー。切り花では6月にしか出回らない、今が旬のお花です。お花を楽しめる時期は短いですが、葉の色も個性的で季節によっていろんな色を見せてくれるので、シンボルツリーとしても人気。お花の色は、白や緑のものもありますが、ふわふわの赤紫やピンクがなんとも言えない色味で、おしゃれさんからの人気も高いです。
主役にも脇役にもなる不思議な存在
1本で存在感も華もあるスモークツリーですが、煙のように空気になじむ柔らかさで、時には主役のお花を引き立てる存在にも。インテリアのコントラストを柔らかくしたい時にも重宝しますし、優しい雰囲気の子供部屋などにもおすすめです。ドライにしても優しさはそのままに、くすみカラーのインテリアによく合います。
スモークツリーにおすすめのonajimi花瓶
大きな枝ぶりなので安定感のある大きな花瓶がおすすめ。お壺さんLなら生花の間もドライになってもそのまま飾っておけるので、玄関やリビングにスモークツリーをお迎えして、空気感や印象をがらりと変えてみませんか?
3.ブルーベリー
夏の枝ものブルーベリー
食材としてはおなじみですが、この季節の花材としても人気のブルーベリー。ブルーベリーは白いお花をつけますが、枝ものとしてお店に出回るのは花が終わって実をつける頃。長く楽しめるよう、実も葉もみずみずしいグリーンのものをお迎えしましょう。
夏は枝ものがおすすめ
お水の管理が大変な夏。お手入れに時間をかけられないという方には生花よりも枝ものがおすすめです。見た目にも涼しいブルーベリーは、お部屋に清涼感ももたらしてくれますよ。ブルーベリーの実は緑からだんだん青紫へ変化していきますが、食用として流通しているものと、植物として流通しているものでは、農薬の基準等も違いますので、どんなにおいしそうな色になっても、お口には入れないでくださいね?
ブルーベリーにおすすめのonajimi花瓶
枝ものにしては小ぶりのブルーベリーは、初心者でも扱いやすく、小さめ~中サイズの花瓶にサッと活けるのがおすすめ。涼やかさを求める暑い夏は、クリアタイプの「しずく壺S」や「お壺さんS」と合わせてみては?単体でもシンプルで素敵ですが、他のお花と合わせるなら水色や白のお花を選べば、涼しさをそのままにかわいい雰囲気になりますよ。
まとめ
雨が続いたと思ったら梅雨の晴れ間は夏のように暑く、人もお花も疲れやすい気候ですね。水替えにも気を使う季節になってきたので、今回は比較的花持ちの良いお花や、ドライにしても楽しめるお花を紹介しました。
本格的な夏を前にこの時期だけのお花を楽しんでみてください!