本格的な秋がスタートする10月。日の入りも早くなり家でまったり過ごす時間
が増えますね。秋の夜にコーヒーを飲みながら読書や映画鑑賞。ソファーから見える景色におしゃれなお花があれば完璧です。今回はそんな秋のお部屋を彩るお花を紹介します。
1.秋色ミナヅキ
ミナヅキは秋に大変身!
ミナヅキは「水無月」という名前のとおり旧暦の6月(7月)頃から咲くお花なのですが、このお花、秋までお花を楽しめるのが特徴です。夏は白やグリーンだったミナヅキは秋になるとピンク色に変身します。
秋が深まるとどんどん濃いピンクになり、秋に流通する頃には「秋色ミナヅキ」に名前も変身。色素が色あせてアンティークな色になるのは、いわゆる「老化」と同じだそうですが、こんな美しい変化なら年をとるのもステキですね!
ミナヅキはアジサイの仲間
別名ピラミッドアジサイと言われ、本当にアジサイを三角にしたような形をしています。「秋色アジサイ」という名も耳にしますが、これは秋に色が変化するアジサイの総称でその中の一つの品種が「ミナヅキ」というイメージです。秋色アジサイの中でもミナヅキは形が個性的でおもしろく、ドライでも長く楽しめるのでこの季節とても人気のお花です。
ミナヅキにおすすめのonajimi花瓶
1本でもかなりの存在感のある秋色ミナヅキは、バサッとそのまま無造作にいけられるような口も大き目の花瓶がおすすめです。
ガラスのバスケットはガラスでありながら本物のバスケットのような素朴なあたたかみがあり、秋冬の季節にもアンティークな色の秋色ミナヅキをかわいく受け止めてくれそうです。
2.ダリア
圧巻の華やかさダリア
開花時期は5月~11月頃ですが、もともとは園芸品種のため、切り花は暑さに弱く、切り花として流通するのは秋になってからです。
昔は切り花には向かない花と言われていましたが、品種改良が進み切り花向けの品種も増えてきました。それでも他のお花に比べると花持ちは短めですが、「それでも飾りたい!」と思わせる華やかさと魅力がダリアにはあるのです。
少しでも花持ちをよくするために
花持ちが短いとわかっていても、できることならその美しさを長く保ちたいですよね?そのためにはまず新鮮なダリアを選ぶところから始まります。
ダリアの花びらは外側から枯れていくため、外側の花びらまでしっかり元気なものを選びましょう。また、中央のおしべが完全に見えているものは、花が開ききっている証拠です。おしべがまだ隠れている状態のお花を選びましょう。
どのお花でもそうですが、ダリアは特に買ってきたあとの水揚げの作業をしっかり行うのがポイントです。また、花瓶をきれいに保ち栄養剤なども利用すると効果的です。
ダリアにおすすめのonajimi花瓶
和風にも洋風にも映えるダリアですが、水の汚れにも弱いダリアなので、切り花のお世話に慣れていない方には、水が汚れてきたらすぐに気づいてあげられるガラス花瓶がおすすめです。
ダリアは頭が大きいので、背が高く大き目の花瓶が安定します。また口が大きく
開きすぎているものも、花が重みでくるくる動いてしまいますので、六花さんのような細すぎず、太すぎない花瓶が安心です!
洋風のイメージが強いダリアですが、和のイメージのブーケや、生け花の花材としても使われることが多いです。今回は、陶器の花器マグネットツークに、松や枝と一緒に飾ってみました。
まとめ
今回はくすみカラーの「秋色ミナヅキ」と対照的に艶やかな「ダリア」を紹介しました。
どちらもそれぞれの秋らしさの表現ができるお花ですが、皆さんは秋のお部屋にどちらを飾りたいですか?好きな花瓶とお花に囲まれて、素敵な秋の夜長をお楽しみください。