プロの技!水耕栽培の後の球根、来年も開花させる方法
ミニチューリップやヒヤシンスなどの球根植物をおしゃれな花器に入れて室内で育てる水耕栽培。見た目もかわいく人気ですね。
この冬初めて水耕栽培にチャレンジしてみたという方は、そろそろお花が咲き終わった頃ではないでしょうか?
水耕栽培の後の球根、来年も開花するの?
水耕栽培では球根の開花は一度きりですが、実は咲き終わったあとにひと手間加えることで来年も花を咲かせることができます。
今回は翌年の開花にチャレンジしてみたい方のために、ヒヤシンスを例に「水耕栽培の球根のその後の管理」についてご紹介します!
花の終わりのサイン?
ヒヤシンスの花期は2~3週間。シワシワと茶色っぽくなってきたら花が終わりのサインです。
来年も花を咲かせてみたい方は以下の手順でお手入れしてあげてください。
水耕栽培の球根のその後の管理
①花がら取り
終わった花がらを指で摘み取ります。(茎ごとカットすると断面から細菌が入りやすくなります)
葉っぱは光合成をして養分を作ってくれるのでそのままに。
②球根を土へ植え込み
植木鉢やプランターに植えて日なたに置くか日当たりの良いお庭や花壇などに地植えします。この時、球根がちょうど隠れるぐらいの深さまで掘って植えましょう。
③お水と肥料をあげる
水のやりすぎは腐る原因になります。液肥は球根の成長に効果的です!
④葉っぱが枯れたら球根を掘り起こす
5~6月頃、自然に黄色く枯れたら梅雨前には掘り起こします。掘り起こす時に根を痛めないように注意!
⑤日陰で乾燥
土を落とし日陰で1週間ぐらい乾燥させます。
その後風通しの良い涼しい場所でネットに入れて秋まで保管。
⑥秋に植え込み
また秋が来たら花壇や植木鉢に植えこむ。
水だけでも立派に育ち花を咲かせる球根植物。同じ球根が今度は土へと場所を変えてまた翌年も花を咲かせようと成長する。
小さな球根に秘められたそのみずみずしい生命力には、こちらも元気をもらえそうですね。
少し手間はかかりますが、せっかく水耕栽培できれいな花を咲かせてくれた球根。処分してしまわずに、ぜひ翌年も花を見られるようチャレンジしてみてくださいね。