初心者さんにおすすめ。花瓶の選び方と、上手いけるコツ。
初心者さんにおすすめの花瓶
もらった花束や買ってきた切り花を花瓶に挿すだけなのに、いざ花瓶に入れてみるとなんか見栄えが悪い…そんな経験はありませんか?
花瓶がシンプルな形であればあるほど、切り花を飾ることが意外に難しく、センスの問われることだと思い知らされます。それを解消してくれる花瓶があれば、もっとおうちでお花を楽しめるのに…
そんな方におすすめの花瓶選びをここでは紹介していきます。
飾りやすい花瓶の形
口の大きくあいた花瓶は注意が必要です。生ける花の本数に対して口径が広すぎると、生けた時にバラバラっと広がり、バランスが悪く見えてしまいます。その点を解消してくれるのが、くびれのあるつぼ型のタイプや細い筒状の花瓶です。
筒状のものは、背の高いものを選べば、高さのある植物もさまになりますし、つぼ型のものは、くびれの部分が花をまとめる役割をしてくれるので、少ない花を無造作に挿してもバランスよく見えます。
花束や大きな花瓶はハードルが高いという方は、一輪挿しから始めてみても良いですね。好きなお花が一輪あるだけでも、お部屋の雰囲気はぐっと変わりますよ。
サイズの選び方
花瓶のサイズ選びで大切なのは、口径と高さです。
よく目にする切り花は、30cm~50cmのものが多いそうです。リビングなどで、テーブルの上に飾った時にちょうどいい高さを想定されているからです。ユリやヒマワリなど大きいお花や枝物はそれ以上のものもあります。
縦の黄金比は5:3、初心者は1:1も
花瓶とお花の出ている部分がバランスよく見える黄金比は、5:3だとよく言われています。花瓶:花の出ている部分が5:3もしくは、花の出ている部分:花瓶を5:3になるように生けるという方法です。
しかし、初心者の方は、まずは1:1のバランスから始めてみるのもおすすめです。つまり、お花の半分の高さの花瓶です。
一般的な切り花や花束の30cm~50cmという長さを考えると「15cm〜25cmの高さの花瓶」があれば、茎をカットして生けるのにちょうど良いサイズになりますね。茎をカットするのは、高さを揃えるためだけでなく、花が水を吸い上げやすくなるという点でも、少しやっておくとお花が長持ちしますよ。
口径の広さ
先ほども書いたように口径の広さは、花瓶選びに重要なポイントになってきます。口径が狭い方が初心者の方にはバランスよく生けやすいのですが、あまりに狭いものだと洗いにくいというデメリットもあります。
まずは小さいサイズの花瓶から
おしゃれなお店などに飾ってある大型の花瓶に背の高い枝やボリュームたっぷりのお花。豪華でダイナミックな飾り方に憧れる方も多いと思いますが、生花を生ける場合は、水を変えたり、洗ったりのお世話が欠かせません。花瓶でお花を飾ることに慣れていない方は、まずは片手で持てて、洗面所やキッチンで手軽に洗える小さめサイズのものを選んでみましょう。
失敗しないデザイン
おすすめは一輪挿し
お花には詳しくないけれど、お花のある暮らしを始めてみたいという方におすすめなのが、一輪挿しタイプのもの。花瓶自体のデザインがかわいい、かっこいいものを選べば、好きなお花を一輪挿すだけで、そこにおしゃれな空間ができあがります。
また一輪挿しは小ぶりのものが多いので、ちょっとしたスペースにも置くことができ、気分やお花の色に合わせて置く場所を変えることもできます。好きなお花を一輪用意するだけなので、経済的にも負担にならず「花のある暮らし」が気軽に続けやすいですよ。
洗いやすさ重視なら、手やスポンジが入る口のサイズのもの
色は、白・透明が万能
初めての花瓶には、透明のガラス花瓶か、陶器なら白が万能です。どんなお花にも合わせやすく、またどんなインテリアにもよく馴染みます。
簡単!こなれ感のでる生け方のコツ
お花の選び方
いざ花瓶を用意してみたけれど、数あるお花の中からどんなお花を選べばいいの?
初めてのお花選びに大切なことは?注意点は?
好きなお花を買うだけなのに迷った挙句、「また今度…」と見送ってしまって、買った花瓶はずっと空っぽのまま…
ここではお花選びが楽しくなるコツを見ていきましょう。
<一輪の場合>
ただただ直観でお気に入りの一本を選ぶこと。それに勝るおすすめのお花はありません。このお花を見ているだけで気分が上がる。難しいことは考えずにそのお花を選びましょう。
毎回同じお花を買うのもステキな習慣ですし、少し飽きてきたら同じ種類の色違いを選んでみたり、好きな色の違うお花を選んでみたり、店員さんのおすすめを聞いてみたり…
お花選びにルールはありません。その時に「これだ!」と思ったお花を連れて帰ってかわいがってあげてくださいね。
<花束の場合>
慣れるまでは、お気に入りのお花を2つか3つ選んだら、あとは大体の色のイメージや予算、生ける花瓶の大きさをお店の方に伝えて任せてしまうのが一番です。どんな花束が出来上がるか、そのワクワク感も含めて楽しめます。慣れてきたら、「このお花はいれないでほしい」「グリーンが多めがいい」など自分の希望もうまく伝えられるようになってきますよ。
また、花束というといろんなお花の組み合わせるものと考えがちですが、同じお花を複数買うのもステキです。同じお花だけでできた花束は、ミックスされた花束とも一輪で飾るのとも、また違った魅力があり、無造作に活けてもこなれ感がでるので、一度試してみてください。
<お花の定期便やサブスクを利用する>
今はSNSなどでも話題のお花の定期便サービスが充実しており、お花屋さんが選んだお花が定期的におうちに届くサービスもあります。一輪だけや複数本、花束など、本数もチョイスできたり、ペースも毎週や毎月など自分に合ったものを選べるので、それを利用するのもおすすめです。
次は何が届くかな?と毎回楽しみになりますし、自分では普段選ばないお花が届いたり、季節のお花が届くので、だんだんお花にも詳しくなってきますよ。
生けるときのバランス
お花を生けるときのバランスで重要なのは、花瓶に対しての、花のボリュームと高さです。離れたところから見ながら、花瓶とお花のボリュームを確認しながら生けましょう。高さのバランスは、花瓶のサイズ選びの項目でも書いていますが、花と花瓶が5:3もしくは3:5になるように生けるとバランスよく見えます。難しい場合は1:1から始めてみましょう。
花束を生ける時に、口の広い花瓶に入れるとお花がバラバラっとなって見栄えが悪くなる時があります。そんなときは、ワイヤーやテープで先にまとめてしまうと、生けやすくなりますよ。
初心者さんにおすすめonajimiの花瓶10選
一輪挿し5選
1.初心者におすすめ!一輪挿しの白い花瓶
シンプルなデザインの一輪挿しは初心者の方にも扱いやすく、インテリアや飾るお花を選ばない白の花瓶は万能です。
2.どんなお部屋にも合うガラス花瓶
どんなお部屋にも合うクリアタイプのガラス花瓶。
木製のフレームもどんなインテリアともなじみ一年中活躍する花瓶です。
3.プレゼントにもぴったりの高級感ある花瓶
4.和室にもおすすめの花瓶
日本伝統釉薬を使用した陶器の花瓶。
和のお花とも和室とも相性の良い趣のある陶器の花瓶です。
5.客間に置きたい高級感のある花瓶
ホルンのような口とくびれたシルエット、アイボリーの色味はとても上品で、お客様をおもてなしする部屋にもぴったりです。土の温もりも感じる陶器の花瓶で、洋室にも和室にも。
枝ものに最適な大きな花瓶
6.夏におすすめの涼しげな花瓶
名前の通り、ブルーがかった海色のクリアな花瓶です。
いびつな形が夏の元気さをプラスし、その爽やかさは夏にぴったりの花瓶です。
7.生けるときにバランスのとりやすいつぼ型の花瓶
初心者の方が一番生けやすいといわれているのが、つぼ型の花瓶。
クリアなガラス花瓶なので、どんな花とも合わせやすく、最初の一つにおすすめの花瓶です。
洗いやすい花瓶
8.インテリアとしてもおしゃれな花瓶
取っ手の部分がアクセントとなった、バスケットのような見た目のガラス花瓶。
そのまま置いてあるだけでもかわいらしく、グレーがかったガラスはおしゃれ度も満点です。
9.お手入れのしやすい花瓶
カップは取り外し可能で底までしっかり洗えます。
手でスポンジなどでごしごし洗える口の開いた花瓶です。
クリアタイプで中の水の様子もよく見え、お手入れの必要な生花にはおすすめの花瓶です。なみなみな模様が入っているので、シンプルすぎないのも人気です。
10.花瓶以外の使い方もできる花瓶
花瓶としても、アロマディフューザーとしても使えるタイプの花瓶です。
ゴールドの蓋がアクセントとなりインテリアアイテムとしてもおすすめのデザインです。
11.自由な発想でお花を楽しみたい方に
普通の花瓶の概念を覆す、斬新なデザインの花器です。
二つのパーツの使い方も、お花の生け方飾り方も、その人のセンスにお任せ!人とは違うものを楽しみたい方におすすめの花器です。
おしゃれな花瓶の相場
イッタラやホルムガードなどの人気の北欧ブランドのフラワーベースは、お値段の高いものも多いですが、当社オリジナルのonajimiの花瓶なら、デザインも質も上品な北欧風の花瓶が比較的安価1000円代~手に入ります。
ぜひ参考にしてみてください。